2019/05/11

ツイッター独裁者は自分に有利な世論誘導が目的

ツイッター上でみた人物の類型。フォロワーに追従者を大量に携えた独裁君主みたいな人達が、当人の信念、思想を含む意見に何らかの矛盾(学問的誤りを含む)を指摘されると大発狂しブロックしたり、フォロワーを焚きつけ(いいね、リツイート連打、反論等で)批判者を総攻撃させ、炎上させようとする。
 仮にこの類型をツイッター独裁者と名づけると、この人達は反証的思考ができていないか、できていても詭弁術を使い、ツイッター政治を優先して追従者を集め批判者を排除する手段にしている。逆に茂木健一郎氏や堀江貴文氏のいう非ブロック主義は、ツイッター独裁者化の一つの自己防止策といえる。
 そもそも諸科学(科学とはラテン語まで辿れば知scireや知識scientiaを語源に持つscienceの訳語だから、広義では形而上学も道徳科学(道徳知識)といえるだろう)は反証過程を経なければ真理探究できないのだから、ツイッター独裁者は批判的思考を外注しているだけだが、当人は政治術を優先してしまう。サイバーカスケード(ネット上では集団極性化によって意見の極端な先鋭化が起き易い現象)を利用というか乱用して、阿諛追従フォロワーを自見の糊塗に使うべく掻き集める。こうして日本語が主なアカウントなら最大1千万人くらいを集めつつ、世論を特定の恣意的方向へ誘導するわけだ。
 より深く考えると、そもそも知性の度合いと、批判的思考力には相当密接な関係がある。というか反証性の無限連鎖をどこまで辿れるかが学問的知性の相当部分を占めている(反証主義や弁証法の範囲だが)といえて、この点でより賢い人は批判的思考をつねづね内製しているわけだ。政治的知性とは違うけど。
 ツイッター独裁者は、ソクラテスと対極の知的特性をもっている。衆愚を煽って自己のツイッター言論界での権力を最大化することが目的で、真理ではない。それで自分はこれに昨日までぼんやりとしか気づいていなかったので、学問的知性を期待した人に何らかの反対証明をわざわざ親切心で提供していた。今日いえるのは、ツイッター独裁をめざす人達はそもそも真理を求めていないので、学問的知性がある人からも寧ろ政治的に扱った方がいい。いいかえれば人として見限る必要がある。当然だが学歴等の指標はこれに役立たない、反証的知性と厳密に相関していないからだ。有名な即ブロッカーに学者も多い。政治的知性という意味では、大衆一般の中から追従者をとりあげ、信者に仕立て上げる手法がツイッター独裁者の求めているものだ。具体的には批判的さえずり者を即ブロックしたり、反証に激怒し信者に感情論で迎撃させたり、賞賛ツイートをリツイートしさも独裁王国が栄華を極めているかの様な演出など。

※このブログURLは2019年6月8日に
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