2019/03/20

自己評価が厳しい都道府県と甘い都道府県がある為、交通マナーの主観調査は参考にならない

茨城県内で自動車運転してる限り、東京系・横浜系のナンバーの運転が荒い。東京から来た車、横浜から来た車は高速でも一般道でも車間距離を詰めてきたりやたらスピードを出していてマナーが悪い。つまりこの主観的な印象調査は、なんらかの偏見をもった虚偽か、統計的に偏ったもの。
 交通事故件数(2012、警察庁)だと、最多から愛知、大阪、東京、福岡、神奈川…高知、福井、秋田、島根、鳥取。交通事故死者数(2012、警察庁)だと、最多から愛知、北海道、埼玉、東京、大阪…長崎、福井、山形、徳島、鳥取。自動車等1万台あたりの交通事故死者数(2012、警察庁)だと最多県から香川、高知、岐阜、滋賀、島根…千葉、東京、神奈川、大阪、沖縄。自動車等1万台あたりの交通事故負傷者数(2012、警察庁)だと最多県から佐賀、福岡、静岡、香川、大阪…北海道、秋田、岩手、島根、鳥取。
 自動車等1万台あたりの交通事故死者数でみると、愛媛は15位、東京は37位だが、自動車等1万台あたりの交通事故負傷者数でみると愛媛は32位だが、東京は11位。つまり愛媛が特別交通マナーが悪い、東京が特別交通マナーがよいという事実は、統計的には存在しない。この画像(JAF、2016、交通マナー調査の質問)で「自らの住む都道府県のマナーが悪い」と答えて5位以内に入っている都道府県について調べると、自動車等1万台あたりの交通事故死者数で徳島、茨城は15位であり、沖縄は47位(最少)、福岡は37位と、全県全国平均以下に位置している。逆に「マナーが良い」と答えている島根、岩手は3位(長崎、神奈川は37位、山口15位)。
 自分は茨城で免許をとり運転してきて、東京・横浜のナンバーの車が常磐道で飛ばしまくって危険だったり、一般道でも調子に乗り煽ってきたりすることが多いという主観的な体験がある。統計は、死者数の割合は東京のほうが低い(東京37位、茨城15位)が事故数は茨城のほうが低い(東京11位、茨城31位)。単純な交通事故死者数・交通事故負傷者数だと東京4位、茨城11位(人口も11位)なので、東京の交通マナーは人口の割には最悪ではないにせよ決して良いとはいえない(電車等を利用する為だろう)。また茨城は交通マナーが決して悪いわけではなく死者数の割合・事故数の割合ともに全国平均より低い。
 これらを鑑みると、自県の交通マナーについての主観的な自己評価と、現実の交通事故数・死亡者数に、統計的に余り相関関係はなく、寧ろ軽い逆相関すらある様に見える。ダニング・クルーガー効果が働いてるかも。

※このブログURLは2019年6月8日に
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