2019/03/05

公共交通機関の緊急停止装置に小型カメラを設置し、駅・病院に中継し病状確認後に緊急停止すべきかもしれない

(神奈川県の相鉄線の車内で嘔吐した乗客がいた為、高校生の女子が緊急停止ボタンをおしたところ、他の乗客から諸々の罵倒を受けた。電車が遅れると困るので、あるいは迅速な救助にとって電車が停止してから駅員に渡せばよいのだから押す必要はないなど考えた人がいたかもしれないと推測される。それを受け「日本って最悪」とするツイッター上の意見に)
都会(横浜界隈)の1つの事例を、日本全体と誤認させるからおかしい。東京や横浜は現実にこんなもんだけど、他の地域はここまで冷たくない。
 人口比でいうと世界一の都会ともいえる東京・横浜圏がこうでなかったら寧ろ奇跡だ。なぜ都会でこういう傍観者効果が生まれ易いかといえば、同時に多人数が事件を目撃しているからだろう。なおかつ雑多で人の多様性が高いので、サイコパスや冷酷な人なども混じっているから「迷惑だ」という意見も出る。
 まあ日本が最悪な面はおそらく色々あると思うけど、この事案は日本国内に限らず都会など傍観者が多い場面で起き易い現象であると同時に、人口密度が高いので雑多な意見があるという意味では横浜界隈で日常的にありうる話だ。それは最悪というより、極端な都会の特徴というだけの話である。都会は刑法犯率が高く刑法犯数が多いから、より都会人に犯罪者が割合・数とも多いというのは事実だからその点は間違いない。犯罪者が悪人とすると悪人の割合・数も都会の方が多いのかもしれない。
 それと、功利主義的に考えると、確かにボタンを敢えて押さず次の駅に停車してから嘔吐の病人を駅員に渡せば、病人以外の多数派の乗客の時間が遅れるという不幸を回避できる。またダイヤが乱れる経済損失も回避できる。そう計算していた人がいたかは不明だが、緊急停止条件を考え直すべきかもしれない。緊急停止装置に小型カメラを設置するなどして、病者の状況をすぐ駅側で待機している駅員や病院側に中継し、その症状を確認させてから電車の停止を車掌に命じる、ということは今でも可能の筈だ。将来的にはカメラにAIを組み込み病状を自動で分析させられる可能性があるから、より迅速に判断できるかも。
 小型カメラで実況確認後に緊急停止を判断する、という方式は、緊急停止装置を悪戯や誤って押してしまった場合にダイヤが乱れ経済損失が出ることを避けられるから、電車に限らず公共交通機関側が採用する価値が十分あるのではないか。

※このブログURLは2019年6月8日に
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