2019/02/11

幸福な情報としての純粋芸術

有用さは快楽そのものや、幸福より価値が低いとアリストテレスは考えていたが、有用な情報についても同じことはあてはまる。時として目的の手段となる快楽の最上の形態は、視聴覚にとって単に感覚的である他の複合要素を含まない純粋芸術が典型として表現している。幸福な情報とは目的の情報であり、それは人として最高の能力である道徳的な情報である。最上の芸術も善い趣味という橋を通じてこの表明に携わる。いいかえると、純粋芸術がなしうる最上の功績は道徳表現によって世界の幸福を増すことである。